2018年06月30日

合同例会でカラオケデビュー?

ついにネタ切れになる。窮余の策として3年がかりの潜入取材に手をつけた。筋書は、オンチで英語が苦手で口が回らない老人が、多くの試練を乗り越えて文化祭デビューをする、サクセスストーリーである。潜入先はシニアの洋楽カラオケ月例会とした。

取材は自分を知ることから始めた。何となくオンチと思っていたので、これを克服しなければならない。とりあえず音痴について調べたら「大脳の先天的音楽機能不全」であることが分かった。生まれつき脳が無いとはショックだ。この一撃で3年計画は木っ端微塵に砕かれ、文化祭デビューは幻に終る

そんなとき、A会とB会が合同でカラオケ例会を開く話があった。私にとっては千載一遇のチャンスである。例会だからオンチのままでも申し込めば歌えるのだ。50人くらい集まるというから、文化祭デビューの代わりになるだろう。

デビュー曲に16トン (テネシー・アーニ・フォード)を選んだ。単調な繰り返しのメロディーで、聴きながら一緒に歌えるので覚え易い。練習方法はテレビのコマーシャルタイムにCDのテネシー・アーニ・フォードと一緒に歌う。CMと曲の長さがほぼ同じなので、ドラマと歌を交互に楽しめる。まさに一石二鳥である。ドラマの中のCMは大嫌いなのに録音機能は持っていない。

あれから1ヶ月、ついにその日がやって来た。準備は万端で怠りなし。歌い終わるまで酒は飲まないことにした。なるべく早く歌って早めに帰るつもりだ。歌った後は恥ずかしくて居たたまれないかも知れない。だから三時には帰ると決めていた。一時間程度は酒の力を借りて耐えることができる。

いつもの画面と違うので隣の人に聞くとジョイサウンドと教えてくれた。聞いてビックリしたがもう遅い。馴染みのない機種なので歌わないことにした。慣れないことをしても失敗するに決まっている。カラオケは後回しにして取りあえず一休み。

そう思った途端に緊張の糸が切れた。ステージではデュエット、フロアではダンス。一方私は独りぼっち。「ひとりの俺の行く先は〜 信号燈が 知っている筈さ〜 恋は苦手の 淋しがりやだ〜」とか歌いたい気分だが今回は自重した。ともかくビールを飲みながら楽しいひと時を過ごした。

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憧れのステージ、いつか上がる日が来るだろう。

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歌って踊れれば百倍楽しい。いつの日か私も。

A会B会合同カラオケで勝手にデビューと思ったものの、束の間の夢で終わった。これで良かったのだ。筋書きどうりではつまらない。まっすぐ歩いたら前の風景しか見えない。横に曲がるから別の風景が見れるのだ。

マイブログ「オンチのカラオケ」はグーグル検索で一番上に表示されることを目標としている。そうなればブログPRのチラシの代わりになってくれると思う。カラオケ人口は4,750万人と推定されている。その中では多くの音痴が悩み、もがき苦しむと同時に楽しんでいる。そして高齢者の健康増進に寄与しているのである。

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2018年06月23日

鴨々川ノスタルジア公式ムック

6月23日の「オンチのカラオケ」更新は休みます
申し訳ありませんが都合により6月23日の更新は休みます。「ぼけっと5号」の原稿執筆に専念したいと思います。何をやってもノロマです。まったくボケっとした話で申し訳ありません。次の更新は6月30日です。よろしくお願い致します。

「ぼけっと」はすすきのと中島公園を流れる鴨々川に思いを巡らせて、毎年開催される「鴨々川ノスタルジア」の公式ムック。すすきの・中島界隈を話題とする超ローカル誌とも言われています。

「ぼけっと1号」2014年10月発刊
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中島公園の歴史について書きました。

「ぼけっと2号」2015年10月発刊
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菖蒲池の東側に鎮座する「木下成太郎像」について。

「ぼけっと3号」2016年10月発刊
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中島公園で子育てを完遂した11羽の子を持つオシドリママ。

「ぼけっと4号」2017年9月発刊
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薄野生まれで中島育ちのマガモ親子について書きました。

ぼけっと5号の発刊は9月の予定ですが、原稿の締め切りは今月の23日です。それで今週の「オンチのカラオケ」は休みました。5号には中島公園内を流れる鴨々川にサクラマスが遡上して産卵した。という2007年秋に起こった珍事について書きました。河川工事をめぐる三事件の一つです。

ウェブサイト「中島パフェ」管理人nakapa
(このブログの管理人でもあります)
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2018年06月16日

片隅の三人カラオケ 

2015年4月頃 片隅の三人カラオケ 
知り合った時は若者だったが、お爺さんになったら3人でカラオケをしている。月日のたつのは早いものだ。もともとは昔話を楽しんでいたのだが、10年もすると話のタネも尽きてしまった。ランチの代わりのカラオケである。

そもそもこの三人は、カラオケとか遊ぶことには全く縁がなかった「片隅の仲間」だ。スポーツと遊びが盛んな職場では、三人とも真面目一方で目立たない存在だった。ひょっとして、面白くない人として目立っていたのかも知れない。

M君とN君は根っから真面目で、仕事も普通に出来る人。一方私は必要に迫られて真面目なフリをしていた。どんな職場でも不真面目で仕事の出来ない人間の居場所はない。仕事が苦手な私は、不本意ながら真面目にしていた。

M君は真面目以外を全く認めない人だった。偽物の私から見れば面白くない人だ。そのかわり面倒見が好くて信頼できる人。N君も同じようなタイプだが、たまに隠れて悪いこともする。他人の駐車場に無断で駐車するとかね。お金はなるべく使いたくない人なのだ。

M君はその真面目さが認められて20人の部下を持つ身に昇進した。あの真面目一方で遊び知らずの彼がカラオケをやり始めたと聞いて驚いた。管理職になったらカラオケくらい付き合えなければと真面目に考えて一生懸命練習したようだ。

と言うことで片隅の三人カラオケでも微妙な格差がある。1番M君、2番私、3番N君という序列ができたのだ。N君は歌手の名も曲名もほとんど知らない。「砂山の砂が…、とか言うのあったよな」とか聞くので、私が「錆びたナイフ」と入れる。つまり、カラオケについては無関心なのだ。付き合ってくれているのだと思う。

M君はとても楽しそうに歌う。妙に鼻にかけた声を出したり、ゼスチャーもオーバーでマイクも激しく動いている。真面目な人柄とのギャップが大き過ぎて可笑しかった。軽い違和感を覚えたけれど、三人で楽しんでいることに比べれば取るに足らないことだ。

気分が好くなり身振り手振りを入れて楽しく歌えば、周りも楽しくなり盛り上がる。ただし、これは格好良くて上手い人の場合。私の場合は往年の東海林太郎のように直立不動で歌うべきだが体が勝手に動いてしまう。困ったものだ。

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2018年06月09日

トム・ドゥーリー

英語の歌詞を理解することは、私にとっては難しい。歌う曲は意味が分かった方が気分がいいので、勉強して分かるようにする。しばらくすると忘れるけどね。

勉強と言っても歌詞の意味とその背景を知りたいだけのこと。「トム・ドゥーリー」では次のフレーズが繰り返し歌われる。Hang down your head, Tom Dooley Hang down your head and cry 何となく哀れな感じだ。

訳詞を読むと、トムは縛り首にされて明日は死ぬ身と書いてある。ある女性を殺した罪で刑が執行されるのだ。歌詞が美しいメロディーに乗せられて淡々と流れる。トムは元南軍の兵士だが、その女性の他にも恋人がいた。

トムは犯行を否定したものの「自分は罰を受けるに値する」と吐露した。これが1886年に起きた殺人事件の顛末である。多くの謎を残したまま忘れ去られそうになったが、曲のヒットでよみがえる。真犯人はトムのもう一人の恋人という説も何となく肯ける。二人の女性を愛してしまったトムは、この世では生きて行けない。歌は天国へ旅立つトムへのレクイエムのような気がする。

ところで、私が歌うカラオケ環境では「トム・ドゥーリー」の歌手名はStandardsとなっていた。そして冒頭のセリフもなく、曲も歌い易いようにまとめられていた。

何ヶ月かして又、歌おうとしたらモニターに従来のStandardsの他に、歌手名がキングストン・トリオの「トム・ドゥーリー」が追加されていた。思い切って歌ってみると歌詞が少し違っていた。私は変化に対応できない人なので恥ずかしながら中途で断念した。

好きな曲なので何時か歌ってみたい。普通の人には簡単なことでも、オンチでノロマの私にとっては難しい。少々時間が必要だ。何も知らないのに又書いてしまった。何でも書き放題のマイブログにね。書くの大好き ハイ(^-^)/

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2018年05月19日

オンチいろいろ

2018年5月19日 オンチいろいろ
長い間、何となくオンチと思っていたたが、2年ぐらい前から絶望的な耳オンチではないかと疑い始めた。オンチには喉オンチと耳オンチがあるそうだ。耳オンチは生まれつき音が分からない。そして喉オンチは音は分かるけれど、その音を出せないと言う。

オンチに関してはいろいろあるので別の説明を読んでみた。音楽用語で音痴とは「大脳の先天的音楽機能不全」のことを指すそうだ。機能不全とは物事の本来の働きが不完全になることと書いてある。程度はいろいろと思うが私は重い方だと思う。

又、オンチには運動性と感受性の2種類があると言う。運動性の場合は正しい音程を聞き取れているのに、発声する際に音程がずれる。この場合は矯正が容易である。感受性オンチは音程がずれていると判断できないので矯正は難しい。しかし正しい音階を何度も聞くことにより改善できるようだ。なるほどそうかと思ったが、私には喉とか耳の方がピンと来る。

少しだけ勉強した結果、自分は矯正の余地のある喉オンチのような気がしてきた。とは言え重症で身体機能が徹底的に衰えている後期高齢者である。何とかして普通に歌える様になりたいが、果たして余命で足りるだろうか。なんとも心もとない。

10歳の頃はカラフルな車で颯爽と走るアメリカ人に憧れたが、20年後には車を買った。夢が実現するスピードが凄く速かった。65歳でカラオケを始めて13年もたつのに、目に見える進歩もなく時間だけが過ぎて行く。にも拘わらず幸せに思っている。何事にも束縛されず自由だからだ。夢なら覚めないで欲しい。

話は変わるが"オンチのカラオケ"で検索すると好いことが書いてあった。「オクターブを下げて歌うと自分の中で響きやすいので如実に効果が出る」そうだ。上手く歌えるということかな?

自分の中で響くとは自分の声を聞きながら歌えることだと思う。それは有り難いことだ。さっそく試したいとは思ったがオクターブとはどのくらいかな? 頭では分かるが耳ではなかなか感じが掴めない。まぁいいか、なるようになるだろう。 

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2018年04月28日

長生きだけは人並み以上

2018年4月28日 長生きだけは人並み以上
馬力もないし動きも鈍い。こんな身体に愛想をつかしていた。にも拘らず、結果的に身体にいいことをして望外の長生きをしている。その代り自分が本当にやりたいと思っていたことは、何一つ出来ていない。文字通り馬齢を重ねているのだ。

大きなことはもちろん、皆が出来る小さなことも出来ていない。それはパソコンの習得であり、もう一つは人並みに歌えるようになることである。両方とも本来の目的は達成できなかった。しかし、その副産物は極めて大きかった。無意識で健康の為に凄くよいことをやっていたのだ。

オンチなのにカラオケをやっている。ところが健康の為にとても良いことだと言ってくれる人がいた。半信半疑の私はネットで調べてみたら、その効用があらゆる分野に及ぶのでビックリした。

ダイエット、ストレス軽減、消化機能、腰痛、精神の安定、脳の活性化、認知症の防止、高血圧の改善、さらに小顔効果まであると言うのだから驚きだ。歌う時に表情筋といわれる筋肉が働くので小顔体操になると言うのだ。にわかには信じがたいが、しっかりと口を開けて歌うと効果的だそうだ。

ところでパソコンの習得だが、始めたの1980年だった。値段は当時の月給の二倍以上した。あれから38年、今ではパソコンのことはサッパリ分からない。その代り健康の為に大きな役割を果たしてくれた。実はアルコール依存症寸前だった。飲んで飲んで脳天まで酔いが回ると凄く気持ちがいい。分かっちゃいるけど止められないのが酒だ。

一人では止められないので藻岩断酒会に入ろうと思っている時に転勤の話があった。転勤先は研修機関だったので当時では珍しいパソコンが、机の上にデンと乗っていた。それが切っ掛けとなりパソコンを買って毎晩自習するようになった。夜はパソコンに集中したお蔭で酒から離れることが出来たのである。

昔はパソコンに命を救われた。今はカラオケで余命を延ばしている。パソコンも歌も苦手のままだが、しっかりと役に立っている。身体の為に良い結果をもたらしてくれたのだ。お陰様でもうじき78歳、周囲の皆さまに感謝をしながら余生を送っている。人生の第四楽章は幸運に恵まれた。今のところはね(笑)。
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2018年04月21日

オンチで好かった

2018年4月21日 オンチで好かった
負け惜しみでなくオンチで好かったと思っている。小さな悩みが大きな悩みの侵入を防いでくれるのだ。いつ病気になって倒れて死んでも不思議でない歳になった。それでも何も考えずに呑気に暮らしているのはオンチのお蔭、まさに音痴様様だ。

天才棋士は5歳から将棋をを始めて15歳で六段になった。65歳でカラオケを始めた私は13年たってもオンチのままだ。その代り大発見をした。それは耳は口ほどオンチではないと言うこと。歌っている最中に何かおかしいと耳で感じることがあるのだ。

ところで歌える人は音程・リズムを操る脳を持っている。伴奏が入れば、それに乗るだけの楽ちん自動運転なのだ。そんな脳を持たない私はマニュアル運転を余儀なくされている。上がるのか下がるのか、スピードはいいのか、常に考えながら歌わなければならない。楽じゃないけど大したもんだ。

リズムについては歌詞につく色の変化である程度補ってくれる。問題は音程だが、ある日偶然、音程も横線で表示されることを知った。音程がズレると上下に表示してくれるのだ。まだ活用方法は分からないが、ツールを見つけだけでも幸いだ。これが第二の大発見。即ち、目は耳ほどオンチではない。ひょっとして、目で歌えるようになるかも知れない。

ここを直せと言われても、音痴はすぐに直せない。しかし先生がコンピュータなら話は別だ。イライラしないし怒らない。人様の要求にトコトン付き合ってくれる。藤井六段は将棋ソフトを使っていたらしい。私もカラオケソフトを使ってオンチ脱出を図りたい。長い付き合いだから片耳くらいは音痴のまま残して置くけどね。

口が歌えないと言って耳に頼る。両方ともダメだと言って目に頼る、挙句の果てにコンピュータ先生。こんなことを考えて何になるかと言えば、暇つぶしになる。暇は潰れていなければならない。空けておくと病気の心配とか、金の悩みとかが次々と入り込む。歌って暮らせば悩みはオンチぐらいしかなくなる。少の虫が大の虫を追い出してくれるのだ。ああオンチで好かった。

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2018年04月14日

オンチカラオケ大会

2018年4月14日 オンチカラオケ大会
パラリンピックがあるようにパラノド自慢もあっていいように思う。つまり「もう一つの」オリンピックがあるように、「もう一つの」ノド自慢があってもいいと考えるのだ。もともとParalympic はparaplegia(下半身麻痺者)とOlympicsとからの造語だが、今ではparallelと改められ「もう一つのオリンピック」になった。

パラリンピックは福祉からスポーツへと進化した。一方、私はオンチという障害を持ちながらカラオケを楽しんでいる。皆様の暖かい気持ちに支えられて楽しませてもらっているのだ。とても有り難いが、これは福祉に違いない。

自分は先天的音楽機能不全だと思っている。10年以上もカラオケをやって下手なままなのだから病気としか考えられない。それでも続けているのもビョーキだけどね(笑)。

もしパラリンピックの様に福祉から競技へと高めるとするとパラノド自慢になる。これのクラス分けはとても難しい。オンチは大きく分けて運動性(仮オンチ)と感受性(真オンチ)がある。

運動性オンチの人は正常な音感があるのだから訓練すれば直ぐに歌えるようになる。例えて言うとスポーツをしない健常者のようなものである。( )内は私の造語だが確かな音感の有無の差は大きく、この二つを同一視するのは間違いだと思う。

感受性オンチ(真オンチ)の場合は音程がずれていると判断できないので矯正は難しい。しかし正しい音階を何度も聞くことにより改善できるそうだ。とは言え改善の程度は人それぞれだ。クラスを三つくらいに分ける必要がある。松竹梅とか適当にね。

いろいろ考えたが、やはりパラノド自慢は難しい。沢山のオンチが集まって歌っている姿を想像してみたが異様な感じがして楽しめそうもない。念のため"オンチカラオケ大会"で検索してユーチューブ聴いてみたらどこがオンチかさっぱり分からなかった。

それぞれがオンチと自称して大会に出ているのだから、聴く人が聴けば直ぐに分かると思う。それとも近頃話題の虚偽情報か。アクセスを取るためにカラオケ大会にオンチを冠したのだろうか。と疑う私はヤッパリ真オンチとしか言いようがない。

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2018年04月07日

諦めない人

2018年4月7日 諦めない人
私のオンチ歴は長い、それは小学校から始まった。学級別合唱の時に先生は口だけを開けて声は出さないでと言った。それでも中学生になると楽器を弾きたくなり木琴を買った。初めて叩いたのが西部劇真昼の決闘の主題歌「ハイヌーン」。何故か直ぐに飽きた。曲が木琴に合わなかったと思う。

ハモニカ、ウクレレ、オカリノ、ギターといろいろ手を付けたが、いずれも弾けるようにはならなかった。ピアノなら叩けば音が出ると思い17歳のとき1年ぐらい習った。バイエル82番で止めたが諦めてはいなかった。ピアノさえ持っていればと思ったのだ。

30歳近くなって河合電子オルガンを買って1年ぐらい習った。だが著しく進歩が遅いので、エレクトロニクスの進歩に期待をかけてヤマハエレクトーン、ヤマハコンボオルガン、カシオキーボードと次々と買い替えたが徒労に終わった。

結局マシンではなく原因は自分にあることが分かった。オンチだから何をやっても身に付かないのだ。それでも諦めないでボンゴとコンガを買った。居間に置いて眺めて楽しみ、腹が立った時は叩いて鬱憤を晴らした。しかしマダマダ甘かった。

本当にオンチと自覚したのは最近のことだ。諦める代わりにオンチのことを知ろうと思った。ネットで少し調べたら「大脳の先天的音楽機能不全」と書いてある。謎が解けてホッとした。音楽機能不全、即ち大脳に障害を持ちながらカラオケクラブで健常者と同じステージに立っている。申し訳ないけれど誇らしく思った。

自分の立ち位置が分かると目標ができた。それは普通に歌えるようになることである。音楽機能不全者としては大きな目標だ。2年後は東京オリンピックが開催される。そのころ私は2年計画を達成し普通に歌っているはずだ。歌って踊ってデュエットしているかも知れない。

原因が大脳に起因するオンチと分かれば対応法はいろいろある。直ぐに五つぐらいが頭に浮かんだ。全てを試してダメなときはカラオケを諦めようと思う。一つ2年としても10年はかかる。
カラオケは十年間のヒマつぶし私の自慢それは長生き

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2018年04月01日

私の夢

2018年4月1日 私の夢
ついにエイプリルフールがやって来た。今年はジョークの代わりに私の夢を語りたい。所属するシニア団体は会員数約600の大所帯だが、一会員でもクラブを立ち上げることが出来る。そこで「オンチのカラオケクラブ」を作りたいと考えた。

先ず、ネットでオンチを克服した体験記を読むと、信じられない思いをした。なぜ1ヵ月でオンチが直るのだ。私はカラオケ始めて13年間オンチのままだ。また「こうすれば音程のズレが分かる」とか書いてあるが、同じことをしてもズレが分からなかった。

この差は、まともな音感の有無から来るらしい。私の様なオンチは音程がズレていることが分からない。「大脳の先天的音楽機能不全」だそうだ。長いので本物のオンチと言う意味で真オンチと呼ぶことにする。

オンチでも音感がある人は仮オンチ。本当は歌えるのだからオンチは仮の姿である。この二つを纏めてオンチと言うのは問題だ。なぜなら仮オンチを直すのは極めて簡単だが、真オンチを矯正するのは至難の業である。

それでも私は諦めない。直らないのなら隠せばいい。ところが参加しているカラオケクラブはレベルが高くオンチを隠すのは不可能だ。幸い別の超高齢初心者のカラオケ会にも参加している、そこで上手いフリをして、オンチ隠蔽の第一歩にしたいと思う。

小人数だが仏様のように優しい人たちの集まりだ。下手な英語で歌っても感心してくれる。申し訳ないけど騙してやろうと思った。だが騙されるのは私かも知れない。いずれも年上でお世辞も得意だし、おだてるのも上手い。

結局、自分のことで精いっぱいで「オンチのカラオケクラブ」の立ち上げは諦めた。今更言うのも何だが、魅力に欠けるから会員は集まらないと思う。代りにブログを開設した。そして一人でブログの更新を重ねて行くことを、私の夢とした。何かを始めればきっと好いことがある。十分の一くらいの確率でね。

ところで私はカラオケクラブで歌を聴くのが大好きだ。皆上手いので聴いていて楽しい。一方、歌うときは凄く緊張して大変だ。幸い、もう一つのカラオケがある。それは超高齢初心者のカラオケ会である。そこでは気楽に楽しく歌っている。一億総活躍社会だから幸せだ。私でも活躍できる場所がある。

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posted by 中波三郎 at 20:05| Comment(0) | オンチ日誌