「港のヨーコ・ヨコハマ・ヨコスカ」は阿木燿子作詞で1975年のヒット曲。ある男が好きな女を探して歩く、セリフだけの曲。探しに行く先々で話を聞くたびに、女の素性が浮かび上がってくる感じが面白い。状況を自分なりに考えてみた。事実無根、冗談半分をお許しください。茶色の文字は歌詞からの引用。
ワルイなあ 他をあたってくれよ
夜の街で働くオトコは意外に優しい。ここにゃ沢山いるからねエとは言ったものの、傷心の男を気遣っている。
…アンタ あの娘の何なのさ
そのオトコにしてみれば、決して無関心ではいられない。
夜の街で働くオトコは意外に優しい。ここにゃ沢山いるからねエとは言ったものの、傷心の男を気遣っている。
…アンタ あの娘の何なのさ
そのオトコにしてみれば、決して無関心ではいられない。
マリのお客をとったってサ
仁義を欠いちゃ いられやしないよ
オンナの嫉妬がアリアリだ。多分、ヨーコは優しくて美しく、モテる女性。お客を取られては自尊心を傷つけられるし、収入にも影響する。怒る気持ちはよく分かる。そのオンナだって取られたのかも知れない。モテ過ぎるヨーコに罪があるのだろうか。
仁義を欠いちゃ いられやしないよ
オンナの嫉妬がアリアリだ。多分、ヨーコは優しくて美しく、モテる女性。お客を取られては自尊心を傷つけられるし、収入にも影響する。怒る気持ちはよく分かる。そのオンナだって取られたのかも知れない。モテ過ぎるヨーコに罪があるのだろうか。
ハマから流れて来た娘だね
ジルバがとっても上手くってよお
エイトビートで激しく踊る横浜ジルバ、通称ハマジル。横浜から横須賀、更に佐世保まで流れて来た港のヨーコ。ネイビーの街にはハマジルがよく似合う。上手に踊る娘も多い。港のヨーコ・ヨコハマ・ヨコスカ、そしてサセボ。
エイトビートで激しく踊る横浜ジルバ、通称ハマジル。横浜から横須賀、更に佐世保まで流れて来た港のヨーコ。ネイビーの街にはハマジルがよく似合う。上手に踊る娘も多い。港のヨーコ・ヨコハマ・ヨコスカ、そしてサセボ。
あんまり何も云わない娘だったけど
仔猫と話していたっけねエ
ジルバを激しく踊る、無口なヨーコ。動と静、その振幅が大きいのがヨーコの魅力。港のヨーコは踊りまくって、孤独感を吹き飛ばす! 港のヨーコ・ヨコハマ・ヨコスカ〜♪♪
ジルバを激しく踊る、無口なヨーコ。動と静、その振幅が大きいのがヨーコの魅力。港のヨーコは踊りまくって、孤独感を吹き飛ばす! 港のヨーコ・ヨコハマ・ヨコスカ〜♪♪
客がどこかをさわったって 店をとびだして いっちまった
ウブなネンネじゃあるまいし どうにかしてるよ あの娘
「おかしいのは、貴方です。酒場の女がアバズレばかりなら、誰も行きません。純情な娘も居るから店は繁盛するのです。それに、ヨーコは今時珍しい親孝行。兄が三人もいるのに、病に伏した両親の面倒を一人で見てるのです。分かりましたか!」
「…アンタ あの娘の何なのさ」
「お兄さんだ」
「しっかりせい! アホゥ」