私は趣味がカラオケとは言えないほど歌の下手な人。もちろん、カラオケの話はしないけれど、ネットではよく読む方だ。独り言のような感じで、いつも話している。
あるサイトで、自称歌の下手な人が、緊張しないでヒトカラに行く方法を書いていた。音痴仲間かなと親しみを覚えたが、そうでもないらしい。内容はヒトカラのお勧めだが、先ず、緊張を和らげることから始めるのがいいらしい。藁をも掴む思いで読んでみた。
店員さんや他の客に見られるのが恥ずかしいと思っていたが、ヒトカラは店員さんにとって珍しいことではないらしい。普通の客の一人ということだ。そうなのかと、何となく安心する。
他の客から見られるのは気にならないが、知人に見られると恥ずかしい。帽子かぶって眼鏡かけてマスクをすれば大丈夫。少し鬱陶しいけれどロビーと廊下だけのことだから我慢できる。
「一人でカラオケしたいんです」くらいの気持ちで良いそうだ。何だか人を避けている様な響きがあるが、そんなもんだろうか。人目は避けたいが、人を避けたくないから困るのだ。ケースバイケースで行こう。
周りの目が気になる人は平日の午前がお勧めだそうだ。なるほど、これなら出来る。暇人だから時間は自由に選べる。だけど、人知れず上手くなりたいと思われるのが嫌だ。ヒトカラまでやっているのに、その程度かと思われるような気がしてね。
ところで、カラオケボックスを作業・会議・楽器練習スペースとして利用する人は多いそうだ。だからギターを背負って行けば気楽だと書いてあったが、それは出来かねる。知人や近所の人に見られたら恥ずかしい。私のギター背負い姿は誰が見ても可笑しい。
ヒトカラは好きな曲を好きなだけ歌ったり、他の人に気を使わなくて良いとも書いてあった。いろいろ分かったけれど、私だったら練習をしたい。少しでも上手くなりたいからね。だけどそう思われるのが一番いやだ。全く我ながら救いようがないと、つくづく思う。