2019年04月13日

カラオケと宇宙旅行

音痴なのに、よく13年も歌い続けたと、褒められたことはない。仕方がないから自分で褒めて喜んだ。先ず、何となく音痴から「真面目な音痴」へと進化したのが偉い。うん、とても嬉しい。

高齢になってカラオケを始めたが、何となく音痴と思っていた。しかし、楽しければいいんだよと言われれば素直にそう信じた。約3年前に重い音痴と自覚して落ち込んだ。人は落ちれば這い上がろうと努力する。そこに進化が生まれるのだ。そして「諦めない音痴」になった。しかし人間は諦めが肝心だ。

歌を楽しめるのはカラオケ専用装置のお蔭だ。マシンは感情がないから有り難い。歌が下手でも文句も言わずに淡々と伴奏を続けてくれる。人が弾くピアノ伴奏ならそうは行かない。

ところで、先日のカラオケ会で偶然耳にした会話。
「何処で練習するのですか?」
「何もしません。ここで歌うだけですよ」
と言った。う〜ん、歌の上手い人は練習などしないのだ。

そう思ったら凹んだ。一生懸命練習しても一番下手のままだ。それでも順番が来れば喜んで歌う。私は物事を遠い昔と比べて考えている。1950年代に伴奏付きで歌える人は上手い人に限られていた。私にとっては宇宙旅行と同じように叶わぬ夢だ。カラオケは存在しないのだかから想像さえ出来なかった。

今なら両方とも可能だが、宇宙旅行の値段は1050万円〜22億円だそうだ。それなのにカラオケ会は550円、それでも伴奏がありマイクがありバチバチと拍手まである。宇宙旅行もカラオケもコンピュータ無しでは不可能だから、1950年代では夢物語に過ぎなかった。当時私は中学生で「宇宙旅行協会」に入会、単なる夢で終わったが、カラオケは50年後に現実となった。

仮想現実とはコンピュータの中に作られた仮想的な世界を、現実のように体験させる技術だそうだ。実用化されたものとしてはフライトシミュレータがある。一方、ゲームセンターにもいろいろあるが、もっと大規模で全身で入って行けるものが欲しい。

もし仮想現実で私自身が映画のヒーローになれるマシンが出来たとする。しかも4時間550円で手軽に遊べるとしたら素晴らしい。アクションよりもラブロマンスの方がいい。「カサブランカ」のリックの役をやってみたい。状況は複雑だが現在の技術を発展させれば可能と思う。進歩のスピードが速くなっているので、値段はともかく案外早く実現されるかも知れない。楽しみである。
タグ:SSN
posted by 中波三郎 at 00:00| Comment(0) | 音痴の気持ち
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: