2018年08月18日

すべて上手く行ったが?

考えてみると音楽だけでなく全ての機能が不全だ。体力もなくて不器用、しかも仕事が遅い。若い時は最低レベルの労働者だった。それでも悩んだことがない。いつも、この状態から如何にして脱出するかを一生懸命考えていた。そのため9年間も職を転々とし、24歳近くでやっと定職に就いた。

定職に付いたがノロマには向かない仕事だった。大抵の仕事はそうだけどね。しかし9年間求めて、やっと得た定職なので一生懸命働いた。職を転々とした経験から、辞めたくなければ我慢に我慢を重ねてクソ真面目に働くしかないことを知っていた。とにかく上手く化けて無事に定年を迎えることができた。

本当は怠け者なのに無理をし過ぎた。そのため外見と心の中が全く違う二重人格になってしまった。カラオケでも「ダイナマイトが150トン」とか、私らしくない歌が大好きだ。似合わないから止めろと言われるけどね。洋楽カラオケもその類だ。お呼びじゃないのに失礼している。

ところで、退職したら家でのんびりと思っていたが間違いだった。我が家は既に老妻の占領下にあったのだ。鉛筆一本でも好きな場所に置く自由はない。私の城と思っていた家の中で、こんなモンスターが粛々と育っていたとは夢にも思わなかった。

モンスターにはカイジュウで対抗すべきだが、変身できないので懐柔策をとった。先ず挨拶の励行、有難うの連発、一日に一回は「あなたの食事のお陰で長生き出来ました」とか感謝の気持ちを口にする。そして何事にも逆らわないことが肝心である。

忍耐に忍耐を重ねる懐柔戦は苦しくて長期に及ぶが、必勝の作戦である。多くの奥様方がこの作戦で勝利し家族を支配している。私だってあやかりたい。勝利の報酬は楽ちん生活だった。

すべて上手く行ったが何か足りない。何とかして二重人格を解消したい。そのためにカラオケでロック・アラウンド・ザ・クロックを歌っても違和感を感じさせない人になりたい、とか出来もしないことを考えた。それでいいのだ。現実はつまらない。

参考:現在の検索結果 オンチのカラオケ 音痴のカラオケ

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posted by 中波三郎 at 00:00| Comment(0) | オンチな暮らし
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