2018年04月07日

諦めない人

2018年4月7日 諦めない人
私のオンチ歴は長い、それは小学校から始まった。学級別合唱の時に先生は口だけを開けて声は出さないでと言った。それでも中学生になると楽器を弾きたくなり木琴を買った。初めて叩いたのが西部劇真昼の決闘の主題歌「ハイヌーン」。何故か直ぐに飽きた。曲が木琴に合わなかったと思う。

ハモニカ、ウクレレ、オカリノ、ギターといろいろ手を付けたが、いずれも弾けるようにはならなかった。ピアノなら叩けば音が出ると思い17歳のとき1年ぐらい習った。バイエル82番で止めたが諦めてはいなかった。ピアノさえ持っていればと思ったのだ。

30歳近くなって河合電子オルガンを買って1年ぐらい習った。だが著しく進歩が遅いので、エレクトロニクスの進歩に期待をかけてヤマハエレクトーン、ヤマハコンボオルガン、カシオキーボードと次々と買い替えたが徒労に終わった。

結局マシンではなく原因は自分にあることが分かった。オンチだから何をやっても身に付かないのだ。それでも諦めないでボンゴとコンガを買った。居間に置いて眺めて楽しみ、腹が立った時は叩いて鬱憤を晴らした。しかしマダマダ甘かった。

本当にオンチと自覚したのは最近のことだ。諦める代わりにオンチのことを知ろうと思った。ネットで少し調べたら「大脳の先天的音楽機能不全」と書いてある。謎が解けてホッとした。音楽機能不全、即ち大脳に障害を持ちながらカラオケクラブで健常者と同じステージに立っている。申し訳ないけれど誇らしく思った。

自分の立ち位置が分かると目標ができた。それは普通に歌えるようになることである。音楽機能不全者としては大きな目標だ。2年後は東京オリンピックが開催される。そのころ私は2年計画を達成し普通に歌っているはずだ。歌って踊ってデュエットしているかも知れない。

原因が大脳に起因するオンチと分かれば対応法はいろいろある。直ぐに五つぐらいが頭に浮かんだ。全てを試してダメなときはカラオケを諦めようと思う。一つ2年としても10年はかかる。
カラオケは十年間のヒマつぶし私の自慢それは長生き

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posted by 中波三郎 at 21:07| Comment(0) | オンチ日誌