2016年02月13日

寅さんってこんなもんか

2016年2月頃 寅さんってこんなもんか
洋楽カラオケ(洋カラ)を始めて3ヶ月たったが、依然として足踏み状態が続いている。思ったより百倍も難しかった。諦めても良さそうなものだが、他にやりたいことも出来ることもない。ただ外に出て歌っている限り我が身は安全、健康が保たれるのだ。

不本意ながら先天的音楽機能不全である。他の機能も万全ではない。スポーツ、ゲーム、金勘定等、何をやってもハンディが大き過ぎて楽じゃない。何事も人並みには出来ないのだから嫌になる。カラオケだって出来ないものの一つに過ぎない。

映画「男はつらいよ」の寅さんが大好きだ。天真爛漫、呑気そうで羨ましい。いつもマドンナに惚れて悩んでいる。一見マドンナさえ居なければ幸せと思える。だがそれは物事の一面に過ぎない。もし寅さんに女性の悩みが無かったら彼の人生は真っ暗だ。

インチキ商品は売れるだろうか。嘘がバレて商品に関する苦情が殺到するのではないか。テキ屋稼業に未来はあるのかとか悩みは尽きない。しかし寅さんは女性に惚れて幸せ、尽くして幸せ、そして捨てられても幸せなのだ。そうでなければ48回(「男はつらいよ」の作品数)も振られるはずがない。

顔で笑って心で泣いて、ひたすらマドンナの幸せを願いキレイに別れる。これぞ男と自画自賛して喜んでいるのだ。私も寅さんと同様に片思いしている。女性ではなくカラオケにね。実は密かに自画自賛しているのだが、それは書かないルール。寅さんみたいに笑い者にはなりたくないからね。

ところで私の母は歌が上手で詩吟の先生もしていた。私にもその血が流れている筈だが現状は厳しい、なかなか伴奏に合わせて歌えない。前回のカラオケ会では、伴奏に遅れて困ったので、一生懸命練習したら、今度は早すぎて伴奏の方が追い付かなくなってしまった。歌っていると、なにやら会場がざわつき出した。

笑い声も聞こえる。私は一生懸命だが周りはそうでもないようだ。この光景はどこかで見た様な気がする。そうだ、映画「男はつらいよ」の寅さんだ。彼はマドンナの為を思って一生懸命尽くしているのに、周りの者はどうせ振られるのにと冷ややかに笑っている。長いあいだ寅さんに憧れていたのにガッカリした。なんだ寅さんって、こんなもんだったのか。憧れて損した。

毎週土曜更新、またの訪問をお待ちしています!
posted by 中波三郎 at 00:00| Comment(0) | 音痴の洋カラ